周辺海域(読み)しゅうへんかいいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「周辺海域」の意味・わかりやすい解説

周辺海域
しゅうへんかいいき

海上自衛隊作戦行動を実施する海域をいう。また,航空自衛隊が作戦行動を実施する空域周辺空域という。基盤的防衛力構想によれば,海上自衛隊は,対潜哨戒機などによる哨戒海域として太平洋側は約 300カイリ,日本海側は約 100~200カイリをめどとし,これを周辺海域としている。また周辺空域とは,全国 28ヵ所に配置された航空警戒管制部隊 (レーダ) によってカバーされる防空識別圏とおおむね同じ空域である,と解釈されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android