周桑手すき和紙(読み)しゅうそうてすきわし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「周桑手すき和紙」の解説

周桑手すき和紙[紙工芸・和紙]
しゅうそうてすきわし

四国地方愛媛県地域ブランド
西条市国安地区・石田地区で製作されている。国安地区では天保年間(1830年〜1844年)に土佐から製紙技術を導入。石田地区では1862(文久2)年に製紙技術が研究された。現在、国安地区では奉書紙檀紙、石田地区では画仙紙・書道半紙などが漉かれている。特に、国安地区の檀紙は全国一のシェアをもつ。愛媛県伝統的特産品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android