周文派（読み）しゅうぶんは

精選版 日本国語大辞典

しゅうぶん‐は シウブン‥【周文派】

〘名〙 室町時代の絵画の一流派。京都相国寺の周文を祖とし、その様式をうけついだ水墨画家の総称。日本における水墨画を完成させた母胎で、当時の画家でその影響を受けないものは少ない。ふつうには宗湛などをこの一派として数える。

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しゅうぶん‐は〔シウブン‐〕【周文派】

周文の様式を受け継いだ画家たちの一派。周文に続いては宗湛・岳翁蔵丘らがおり、雪舟もこの影響を受けている。

出典　小学館