告天子(読み)コウテンシ

デジタル大辞泉 「告天子」の意味・読み・例文・類語

こうてん‐し〔カウテン‐〕【告天子】

スズメ目ヒバリ科の鳥。全長18センチくらい。背面茶褐色で、くびの下の両側黒斑がある。モンゴル中国北部に生息。鳴き声がよいので中国では鳴き合わせに使われ、百音鳥(パイレン)ともよばれる。
ヒバリ別名

こくてん‐し【告天子】

ヒバリの別名。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「告天子」の意味・読み・例文・類語

こうてん‐し カウテン‥【告天子】

〘名〙 (「こう」は「告」の漢音)
① 鳥「ひばり(雲雀)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕
② ヒバリ科の鳥。翼長約一三センチメートル。背面は褐色に黒い縦斑があり、頭頂は栗色、目の上を横に細い白線がはしる。くちばしは肉色で太い。中国で最も愛玩される鳥の一つで、他の鳥の鳴き声をまねるため百音鳥と呼ばれる。中国、東部シベリア、モンゴル等に分布。日本にも飼鳥として輸入された。

こくてん‐し【告天子】

〘名〙 =こうてんし(告天子)《季・春》
和漢三才図会(1712)四二「鷚(ひばり) 告天子」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「告天子」の解説

告天子 (コウテンシ)

学名Melanocorypha mongolica
動物。ヒバリ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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