呉広(読み)ゴコウ

デジタル大辞泉 「呉広」の意味・読み・例文・類語

ご‐こう〔‐クワウ〕【呉広】

[?~前208]中国末の農民反乱指導者陽夏河南省)の人。あざなは叔。陳勝とともに反乱を起こしたが、秦軍に大敗部下に殺された。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「呉広」の解説

呉広(ごこう)

陳勝(ちんしょう)・呉広(ごこう)の乱

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の呉広の言及

【陳勝・呉広】より

…陳勝は陽城(河南省方城県)の人で字は渉(しよう)。呉広は陽夏(河南省太康県)の人で字は叔(しゆく)。ともに秦の2世皇帝の元年(前209)7月に辺境防備のため徴発され,900人の里人とともに漁陽(河北省密雲県付近)に向かったが,大沢郷(だいたくきよう)(安徽省宿県付近)で大雨にあい,到着の期日に間に合わなくなった。…

※「呉広」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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