吾妻[町](読み)あづま

百科事典マイペディア 「吾妻[町]」の意味・わかりやすい解説

吾妻[町]【あづま】

長崎県南高来(みなみたかき)郡,島原半島北部の旧町。島原鉄道が通じる。干拓地を含み農業地帯を形成,米作を行うほか,ミカン,イチゴナス,メロン,花卉(かき)を産し,畜産も盛ん。2005年10月,西高来郡国見町,瑞穂町,愛野町,千々石町,小浜町,南串山町と合併し市制雲仙市となる。32.55km2。7831人(2003)。

吾妻[町]【あがつま】

群馬県北西部,吾妻郡の旧町。東半は榛名(はるな)山の北西斜面,西半は吾妻川支流の温(ぬる)川流域を占め,全町ほぼ山地。吾妻川北岸の中心市街原町は江戸時代以来市場町として発達吾妻線が通じる。コンニャクなどを特産し,花卉(かき)の栽培も行う。家電などの工場がある。2006年3月,吾妻郡東村と合併し町制,吾妻郡東吾妻町となる。220.20km2。1万5259人(2003)。

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