含嗽・含漱(読み)がんそう

精選版 日本国語大辞典 「含嗽・含漱」の意味・読み・例文・類語

がん‐そう【含嗽・含漱】

〘名〙 (「嗽」「漱」はくちすすぐの意)
① (━する) うがいをすること。水や薬液口中にふくんで口をすすぐこと。〔医語類聚(1872)〕〔本草綱目‐果部・秦椒・附方〕
※思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉九「東洋城の拵えてくれた手製の含漱(ガンソウ)を用ひたりなどして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android