君死にたまふことなかれ(読み)きみしにたまうことなかれ

旺文社日本史事典 三訂版 「君死にたまふことなかれ」の解説

君死にたまふことなかれ
きみしにたまうことなかれ

与謝野晶子が1904年旅順で戦っている弟を思ってつくった詩
日露戦争中,戦争支持の声が多い中で,姉が弟を思う自然な気持ちを詠んだこの詩は,大塚楠緒子 (おおつかくすおこ) の『お百度詣』と並んで,注目される。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

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