精選版 日本国語大辞典 「吏読・吏道・吏吐」の意味・読み・例文・類語
り‐と【吏読・吏道・吏吐】
〘名〙 (官署の文券・役所向けの書類の意) 古代朝鮮で、漢文の文節の区切りに漢字の音・訓を借りて助詞・助動詞を表わした表記法。亦(を以て、で)、為遣(して)など。日本の宣命(せんみょう)書きに類似する。りとう。
※文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉一「全く朝鮮の吏道諺文とす」
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