名残の袂(読み)なごりのたもと

精選版 日本国語大辞典 「名残の袂」の意味・読み・例文・類語

なごり【名残】 の 袂(たもと)

浄瑠璃蝉丸(1693頃)道行「宣旨なれば人々も、なごりのたもとふり切て、涙ながらに帰らるる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「名残の袂」の意味・読み・例文・類語

なごり‐の‐たもと【名残の×袂】

名残のそで」に同じ。
「泣いて尽きせぬ―見捨ててかかへを手繰り寄せ」〈浄・天の網島

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