名木(読み)メイボク

デジタル大辞泉 「名木」の意味・読み・例文・類語

めい‐ぼく【名木】

りっぱな樹木由緒のある名高い樹木。
すぐれた香木。多く伽羅きゃらをいう。
[類語]樹木木本木木きぎ花木果樹雑木苗木若木成木古木老い木老木老樹生木立ち木埋もれ木枯れ木朽ち木倒木流木霊木神木大木大樹巨木巨樹低木灌木高木喬木

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精選版 日本国語大辞典 「名木」の意味・読み・例文・類語

めい‐ぼく【名木】

〘名〙
① すぐれて立派な木。由緒のある名高い木。銘木
古今著聞集(1254)一九「彼亭に貞信公の、まさしく手自(てづから)うゑ給へる名木あり」 〔新語資質
② すぐれた香木。多く、伽羅(きゃら)をいう。
※浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)上「懐中より香包(かうづつみ)名木火鉢にくゆらせ」

な‐の‐き【名木】

〘名〙
① 有名な香木。香の銘木。名香木。
※浮世草子・椀久二世(1691)上「初瀬などいへる名の木を」
② 主に、連俳用語。「ただの木」に対して、桜・楓・柳など、よく知られ、連歌ではそれぞれに一座何句物などの規定のある木。

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普及版 字通 「名木」の読み・字形・画数・意味

【名木】めいぼく

立派な木。

字通「名」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「名木」の解説

名木 (メイボク)

植物イチイ科の常緑針葉低木,園芸植物キャラボク別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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