名ヶ沢村(読み)みようがさわむら

日本歴史地名大系 「名ヶ沢村」の解説

名ヶ沢村
みようがさわむら

[現在地名]秋田市下浜名ヶ沢

四囲は山で、あゆ川が東南から西北に流れ、狭い流路沿いに集落がある。西は羽川はねがわ村、東は相川あいかわ村・平沢ひらさわ村・下黒瀬しもくろせ(現河辺郡雄和町)山地で境する。

梅津政景日記」寛永二年(一六二五)八月一三日条に「前郷より茗か沢村、八田村黒瀬村ニ昼休」とある。正保三年(一六四六)の出羽国油利郡之内知行高帳(秋田県庁蔵)に「高弐百拾石三斗五升 名ケ沢村 水損所、柴山有、新田有」とある。天保郷帳の高は二六五石余、明治九年(一八七六)戸数は三七戸(下浜郷土史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android