同居人(読み)ドウキョニン

デジタル大辞泉 「同居人」の意味・読み・例文・類語

どうきょ‐にん【同居人】

一緒に住んでいる人で、家族以外の人。同居者。

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精選版 日本国語大辞典 「同居人」の意味・読み・例文・類語

どうきょ‐にん【同居人】

〘名〙 同じ家に居住する人。また、ある家族と住んでいる、その家族でない人。
※歌舞伎・木間星箱根鹿笛(1880)三幕「区役所離別届けをした上で、附籍に直した同居人(ドウキョニン)

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世界大百科事典(旧版)内の同居人の言及

【居候】より

…日本の伝統的家族の一形態であるは,かつて商家においても農家においても親族以外の成員を含むことが,とくに経営規模が大きく大家族的傾向の顕著な家にしばしば見られた。日本の家族構成において非親族の同居人の占める比率は0.02%(1960),また全世帯のうち非親族を含む世帯の比率は0.1%(1980)ときわめて小さいが,日本の家族構造を理解する上でこれらは重要な意味をもっていた。非親族的成員の多くは契約にもとづく奉公人名子(なご),番頭,丁稚(でつち)などであったが,これ以外にも居候とよぶ同居人がある。…

【世帯】より

…世帯は通常,家族関係を中心に形成されるが,世帯員がすべて家族員から構成されるとは限らない。家族員ではない同居人や使用人も,住居と生計とが共同であるならば,同一世帯の世帯員とされる。すなわち,同居家族員とそれ以外の同居人よりなる日常生活共同集団が世帯である。…

※「同居人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」