吉谷地村(読み)よしやちむら

日本歴史地名大系 「吉谷地村」の解説

吉谷地村
よしやちむら

[現在地名]鳥海村下直根しもひたね

直根川の下流右岸にあり、東は上河内かみかわうち村、西は下直根村に接する。

正保三年(一六四六)の出羽国油利郡之内知行高帳(秋田県庁蔵)に三六石九斗三升六合とあり、そのうち畑は五斗八升三合で、「水損有 漆ノ木 雑木有 新田有り」とある。元禄一〇年(一六九七)には「直根之内 吉谷地村」として高三六石が記されるが(「国御絵図三枚之内生駒主殿知行所羽州由理郡矢島到米下村之図」県立秋田図書館蔵)、宝暦八年(一七五八)御領分覚書(山懐の村)には村名がない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android