吉田方村(読み)よしだがたむら

日本歴史地名大系 「吉田方村」の解説

吉田方村
よしだがたむら

[現在地名]豊橋市花田はなだ町・羽田はだ町・野田のだ町・吉川よしかわ町・あい町・馬見塚まみづか町・高洲たかす町・青竹あおたけ町・富久縞ふくしま

吉田宿の西に続き、とよ川の左岸にあたる一帯。天正七年(一五七九)の酒井忠次新田開発免状(参州古文書)

<資料は省略されています>

とあり、田の年貢三ヵ年の免除等を受けて横須賀原よこすかはらに「吉田方新田」の百姓による開発が許されている。横須賀原は、豊川河口の対岸の現横須賀町辺りをさすものか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android