吉田山(読み)よしだやま

精選版 日本国語大辞典 「吉田山」の意味・読み・例文・類語

よしだ‐やま【吉田山】

京都市左京区吉田にある丘。標高一〇二・六メートル。西腹には吉田神社がある。神楽岡

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「吉田山」の意味・読み・例文・類語

よしだ‐やま【吉田山】

京都市左京区南部にある丘。標高103メートル。西麓吉田神社がある。神楽岡。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「吉田山」の意味・わかりやすい解説

吉田山 (よしだやま)

京都市左京区南部にある小丘陵。比叡山地から花折断層によって分離されて孤立した丘で,古生層基盤とする。標高121m。古くは神楽岡(かぐらおか)とも呼ばれ,一帯は遊猟地であり,また天皇家の陵墓の設けられたところでもあった。西麓には吉田神社があり,その西側一帯には京都大学がある。中央部付近に真如堂などが,南部には金戒(こんかい)光明寺がある。東側は急崖で白川をはさんで鹿ヶ谷(ししがたに)となる。一帯は史跡多く,また学生の多い住宅地でもある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吉田山」の意味・わかりやすい解説

吉田山
よしだやま

別称神楽岡 (かぐらおか) 。京都市左京区南部にある小さな丘陵。標高 103m。古生層を基盤とした洪積層の丘で,西の中腹吉田神社,西麓に京都大学がある。地名由来ともなっている吉田神社は毎年2月の節分に多くの参詣客でにぎわう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android