吉田の清祓(読み)よしだのきよはらえ

精選版 日本国語大辞典 「吉田の清祓」の意味・読み・例文・類語

よしだ【吉田】 の=清祓(きよはらえ)[=大祓(おおはらえ)

近世、陰暦正月一九日、京都吉田神社の大元宮前で行なわれた疫神祓の神事節分の夜に諸方から追われた疫鬼を、厄塚に封じ込め、清祓して塚を撤去した。この日は婦人参詣が多いので女節分(おんなせつぶん)と呼ばれた。《季・新年》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android