吉田 貴寿(読み)ヨシダ タカトシ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「吉田 貴寿」の解説

吉田 貴寿
ヨシダ タカトシ


職業
チェロ奏者

肩書
昭和音楽大学学長

生年月日
明治43年 6月15日

出生地
東京

学歴
日本音楽学校〔昭和8年〕卒,パリ国立音楽院〔昭和29年〕

経歴
わが国チェロ界の草分けの一人で、昭和49年頃まで読売日響の第2代楽団長。のち昭和音楽短期大学教授を経て、昭和音楽大学教授。平成2〜11年学長も務めた。実演家の地位向上のため奔走し、昭和58年には入場税の全面撤廃を求める陳情書を提出した。

所属団体
日本演奏連盟(常任理事),日本芸能実演家団体協議会(副会長),日伊音楽協会(会長),東京吹奏楽団(理事),東フィル,都響(理事)

受賞
ドイツ連邦共和国一等功労十字勲章〔昭和45年〕,紫綬褒章〔昭和50年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和59年〕

没年月日
平成13年 10月2日 (2001年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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