吉田 玉松(3代目)(読み)ヨシダ タママツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「吉田 玉松(3代目)」の解説

吉田 玉松(3代目)
ヨシダ タママツ


職業
文楽人形遣い

専門
人形浄瑠璃

本名
林 勝(ハヤシ マサル)

別名
前名=吉田 玉一郎,桐竹 紋弥

生年月日
昭和8年 10月17日

出生地
東京都

経歴
父は4代目吉田玉造。昭和20年叔父の千葉蝶三朗(吉田半玉)一座に入る。22年2月13歳で2代目吉田玉市に入門、吉田玉一郎と名乗り、3月四ツ橋文楽座の番付に載る。24年組合派(三和会)に参加、2代目桐竹紋十郎門下となる。25年桐竹紋弥と改名。45年2代目桐竹勘十郎の預りとなる。48年3代目吉田玉松を襲名。平成元年オビー賞を受賞。若い二枚目が似合う立ち役の人形遣いとして活躍したが、晩年は体調不良が続き、19年3月に引退した。

受賞
オビー賞(第34回)〔平成1年〕

没年月日
平成22年 3月18日 (2010年)

家族
父=吉田 玉造(4代目)

親族
叔父=千葉 蝶三朗(喜劇俳優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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