合霊(読み)ごうれい

精選版 日本国語大辞典 「合霊」の意味・読み・例文・類語

ごう‐れい ガフ‥【合霊】

〘名〙
同名、同神の祭神で、別の場所に鎮座されていたものを、同一神社に一柱の祭神としてまつること。
二人以上の死者一つの墓に葬ること。また、その墓。
山彦(1907)〈鈴木三重吉〉七「ほかの墓を見て廻る。合霊といふのに、十二代の女の子が二人、一つと六つで死んでゐる」

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