合間(読み)あいま

精選版 日本国語大辞典 「合間」の意味・読み・例文・類語

あい‐ま あひ‥【合間】

〘名〙
物事と物事との間。いとま。すきま。多く時間的な意に用いる。
申楽談儀(1430)神事奉仕の事「神事を本(ほん)にして、そのあひまの身上助からんための、上下なり」
脱出(1935)〈福田清人〉二「食事と食事との合間をうかがひ」
② (多く「に」を伴って副詞的に用いる) ときたま。たま。まま。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「『江戸の女までが、此頃はちらほら真似やす』『さういへば間(アイマ)に見かけるネ』」

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デジタル大辞泉 「合間」の意味・読み・例文・類語

あい‐ま〔あひ‐〕【合間】

物事のとぎれる間の時間。あいだ。ひま。絶え間。「勉強合間仕事を手伝う」
物と物との間。
[類語]あいだあわいはざますきまひま間隙かんげき距離時間

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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