合銀・間銀(読み)あいぎん

精選版 日本国語大辞典 「合銀・間銀」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぎん あひ‥【合銀・間銀】

〘名〙
手数料口銭合銭(あいせん)
浮世草子世間胸算用(1692)四「毎年のくれに借入の肝煎(きもいり)して、此の間銀(アイギン)を取」
二つ金額の差。時価売価差額
※御触書并承知印形帳‐天保八年(1837)四月一一日「米価高直に付、間銀御下げ、直安に米屋より難渋之者え、五合以下之白米売渡相成御趣意難有存」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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