合笙(読み)ごうしょう

世界大百科事典(旧版)内の合笙の言及

【説話】より

…現存するものとして《五代史平話》《宣和遺事》《三国志平話》などがあり,のちの《三国志演義》などの長編小説へと発展していく。4家のうち,以上の3家を除く1家については,学者の間で説が分かれ,与えられた題により,その場で詩をつくる即興の芸である〈合生〉(合笙ともかく)を採る説,合生となぞ解きの〈商謎〉を採る説,滑稽話である〈説諢経〉を採る説,または小説の中から公案と鉄騎児,あるいは鉄騎児のみを独立させる説などさまざまで一致をみない。なお,これらの諸芸はそれぞれ専門の芸人によって演じられ,また芸人たちは当時の慣行にしたがって,同業者組合を結成していた。…

※「合笙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」