合点首(読み)がってんくび

精選版 日本国語大辞典 「合点首」の意味・読み・例文・類語

がってん‐くび【合点首】

〘名〙 おもちゃ一種。木か竹の串(くし)に、練り物または土製の首だけを付けた人形。がてんくび。
浮世草子好色一代女(1686)六「衣類かしらは各別に違ひ、合点首(ガッテンクビ)のごとし」

がてん‐くび【合点首】

※俳諧・武玉川(1750‐76)七「五月雨人形も皆がてん首」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「合点首」の意味・読み・例文・類語

がってん‐くび【合点首】

木や竹のくしに、練り物または土製の首だけをつけたおもちゃの人形。着物を着せて遊ぶ。がてんくび。

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