合点状(読み)がってんじょう

世界大百科事典(旧版)内の合点状の言及

【合点】より

…中世の寺院で事務を司どった年預(ねんよ)などは選挙で選ばれるが,選挙人は投票をする人の名前に合点を付し,その数が多い人が当選となる。これを合点状という。《貞丈雑記》には,〈廻状などに点をかくるも合点也〉とみえるが,文殿や使庁の廻文,寺院の請定(しようじよう)や廻請(かいじよう)で了解の意味をあらわすには〈奉(うけたまわる)〉という字を入れる。…

※「合点状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」