合志市(読み)コウシシ

デジタル大辞泉 「合志市」の意味・読み・例文・類語

こうし‐し〔カフシ‐〕【合志市】

合志

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「合志市」の意味・わかりやすい解説

合志〔市〕
こうし

熊本県北部熊本平野北部に位置する市。 2006年合志町と西合志町が合体して市制。市名は古来「加波志 (かはし) 」と称され,のちに「皮石」,和銅6 (713) 年「合志」に改まったことによる。北部は阿蘇山火山灰が降り積もった腐植土に覆われた農地キュウリスイカ,タバコなどの栽培,稲作酪農畜産が盛ん。九州沖縄農業研究センターをはじめとする農業関連の研究機関や工場なども多い。熊本市に接する南部には工業団地が立ち並び,都市化が進む。鎌倉時代以降に政治の中心として繁栄した竹迫 (たかば) には竹迫城跡が残されている。野々島にある二子山石器製作遺跡は国の史跡。熊本電気鉄道,国道 387号線が通じる。面積 53.19km2。人口 6万1772(2020)。

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日本歴史地名大系 「合志市」の解説

合志市
こうしし

2006年2月27日:菊池郡西合志町合志町合併・市制施行
【西合志町】熊本県:菊池郡
【合志町】熊本県:菊池郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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