合奏カンツォーナ(読み)がっそうかんつぉーな

世界大百科事典(旧版)内の合奏カンツォーナの言及

【ソナタ】より

…バロック時代にあっても特定のジャンル名として完全に確立されていたわけではなく,しばしばカンツォーナ(カンツォーネ)やコンチェルト,シンフォニアなどの語と混用された。一つのジャンルの名称としては,直接には,バロック・ソナタの前身である合奏カンツォーナがカンツォーナ・ダ・ソナーレcanzona da sonare(〈楽器で演奏するためのカンツォーナ〉の意)と呼ばれたことから始まるとされる。日本では奏鳴曲と訳されたが,現在ではあまり使われない。…

※「合奏カンツォーナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」