右の耳から左の耳(読み)ミギノミミカラヒダリノミミ

デジタル大辞泉 「右の耳から左の耳」の意味・読み・例文・類語

みぎみみからひだりみみ

右の耳から入ったことが左の耳からすぐ抜けていく。聞いたことを片っ端から忘れてしまうことのたとえ。籠耳かごみみ
[補説]ふつう、「左の耳から右の耳」と言うことはない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「右の耳から左の耳」の解説

右の耳から左の耳

右の耳からはいって左の耳へ抜けていく。上の空で何も聞いていないさま。何を聞いても聞いたはしから忘れてしまうこと。

[使用例] 教えてもらってもどうにもなるまい、と私はおもっていたので、柴田さんの言葉は右の耳から左の耳へ抜けて行ってしまう[吉行淳之介*柴錬さんの個人講義|1989]

[類句] 右から聞いて左から抜ける

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