台輔(読み)タイホ

デジタル大辞泉 「台輔」の意味・読み・例文・類語

たい‐ほ【台輔】

古代中国で、三公の位にあって天子を補佐し、百官を統率する者。

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精選版 日本国語大辞典 「台輔」の意味・読み・例文・類語

たい‐ほ【台輔】

〘名〙 (「台」は星の名で、三公のたとえ) 三公の位にあって天子を輔佐し百官を統率する役。たいふ。
※翰林葫蘆集(1518頃)一四「某自台輔、日課金剛経、未曾間歇」 〔後漢書‐桓帝紀〕

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普及版 字通 「台輔」の読み・字形・画数・意味

【台輔】たいほ

台宰。〔後漢書、周挙伝〕擧曰く、、年十をぎて、位、台輔と爲る。今時に於て忠を竭(つく)し國に報ぜずして、身を惜しみに安んじ、以て何をか求めんと欲すると。

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