精選版 日本国語大辞典 「台所唐人」の意味・読み・例文・類語
だいどころ‐とうじん ‥タウジン【台所唐人】
〘名〙 目籠(めかご)や杓子(しゃくし)などの台所道具を用いて、唐人の姿に似せること。また、そのような馬鹿げたさまをする者。江戸時代、茶番や酒席などの余興として行なわれた。転じて、人をののしっていうのに用いる。
※雑俳・川柳評万句合‐天明元(1781)宮二「だいどころとう人くじら汁をもり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報