可翁宗然(読み)かおう そうねん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「可翁宗然」の解説

可翁宗然 かおう-そうねん

?-1345 鎌倉-南北朝時代の僧。
臨済宗南浦紹明(なんぽ-じょうみん)から印可をうける。元応2年(1320)寂室元光らとともに元(げん)(中国)にわたり,約10年間滞在。帰国後,博多の崇福寺,京都の万寿寺,建仁(けんにん)寺をへて康永3=興国5年南禅寺の住持となった。康永4=興国6年4月25日死去。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身諡号(しごう)は普済大聖禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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