句点(読み)くてん

精選版 日本国語大辞典 「句点」の意味・読み・例文・類語

く‐てん【句点】

〘名〙 漢文を読むとき、句の切れ目などにつける符号。また、文章を書くとき、文の切れ目につける符号。特に、現在では、文の最後の字の右下に小さく添える中白の点。「。」→句読点(くとうてん)
蔗軒日録‐文明一六年(1484)四月七日「読正覚実田禾上所句点之伝灯

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デジタル大辞泉 「句点」の意味・読み・例文・類語

く‐てん【句点】

文の終わりを示す「。」の記号。まる。→読点とうてん
[類語]読点句読点

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の句点の言及

【句読点】より

…または.)や〈てん〉(、または,)などの符号。まるを句点,てんを読(とう)点という。〈まる〉や〈てん〉のほかに,〈なかてん〉(使い方の例:名詞・代名詞 マネー・サプライ),〈かっこ〉(( )),〈かぎかっこ〉(「 」),さらに,〈つなぎ〉( = ),〈つなぎてん〉( ‐ )などがある。…

※「句点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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