古
地質学では古いことを意味している接頭語.最も普通の例では古生代(Palaeozoic)で生命の古い形を意味している.同様に変質した岩石または鉱物の記述にも使用され,palaeopicrite, palaeoamphiboleなどの例がある.地質学的な過去の特定の状態にも用いられ,古磁気(palaeomagnetism),古気候(palaeoclimatology)などの例がある.ギリシャ語のpalaiosは古いという意味.
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デジタル大辞泉
「古」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ふるび【古】
〘名〙 (動詞「ふるびる(古━)」の連用形の名詞化) 古びていること。また、古くさいと感じられるような、物のさま。
※俳諧・去来抄(1702‐04)先師評「玉まつり、尤の意味ながら、
此分にては古びに落可申候」
※滑稽本・古朽木(1780)四「紙の古びから、二百年から上のものと見える」
ふるく【古】
[1] 〘副〙 (形容詞「ふるい」の連用形から) 昔に。ずっと前に。また、昔から。以前から。
※源氏(1001‐14頃)浮舟「右近が、ふるく知れりける人の、殿の
御供にてたづね出でたる」
[2] 〘名〙 ずっと前。昔。
※正法眼蔵(1231‐53)
袈裟功徳「袈裟はふるくより解脱服と称す」
ふる・ける【古】
〘自カ下一〙 ふる・く 〘自カ下二〙 古くなる。また、長く使ったりしてきたなくなる。古ぼける。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
ふるし・い【古】
※中華若木詩抄(1520頃)上「詩は意を新しく、語をふるしく云ことがよき也」
ふる
し【古】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報