古賀(読み)コガ

デジタル大辞泉 「古賀」の意味・読み・例文・類語

こが【古賀】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「古賀」姓の人物
古賀逸策こがいっさく
古賀精里こがせいり
古賀侗庵こがとうあん
古賀春江こがはるえ
古賀政男こがまさお

こが【古賀】[地名]

福岡県北部の市。玄界灘に臨み、福岡市の北部工業地区の一部形成。宅地化が進む。人口5.8万(2010)。

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精選版 日本国語大辞典 「古賀」の意味・読み・例文・類語

こが【古賀】

福岡県中北部の地名。玄界灘に臨む。JR鹿児島本線西鉄宮地岳線で福岡市と結ばれ、衛星都市的性格が強い。平成九年(一九九七市制

こが【古賀】

姓氏の一つ

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改訂新版 世界大百科事典 「古賀」の意味・わかりやすい解説

古賀[市] (こが)

福岡県北西部の市。人口5万7920(2010)。1997年10月1日市制。南東部は三郡山地に属する山地,北は丘陵地に囲まれ,西は玄界灘に臨み砂丘と花鶴(かつる)川の沖積低地である。古代には《和名抄》の席内(むしろうち)郷の地とされ,近世には宿場町として栄えた。鹿児島本線,西鉄宮地岳線(2007年廃止),国道3号線が並走し,九州自動車道の古賀インターチェンジもあり,交通至便で福岡市に近いため,製紙,機械などの工場が早くから立地した。またバイパス沿いの工業団地への新たな工場進出が加わって,工業が主産業となり,福岡市北部の衛星工業地区を形成している。また福岡市のベッドタウンとして大規模住宅団地の建設があいついでいる。青柳付近はミカン酪農など多角的農業経営の先進地として知られている。山麓には古墳や先史遺跡が多い。
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