古瀬畑村(読み)こせばたむら

日本歴史地名大系 「古瀬畑村」の解説

古瀬畑村
こせばたむら

[現在地名]夢前町古瀬畑

芦田あしだ村の北、菅生すごう川左岸に位置する。慶長国絵図に「こせ畑村」とみえる。古世畑村とも書き(天和二年「領内明細書上」中根家文書など)、芦田村の枝郷。正保郷帳では芦田村に含まれた。「寛文朱印留」に独立して村名がみえる。天和二年(一六八二)の前掲書上では高一四九石余。元禄郷帳では「古ハ芦田村」と注記され、高一一一石余。宝永年間(一七〇四―一一)の前之庄組高反別帳写(清瀬家文書)では高一四四石余(うち無土百姓弁一石余)、反別は田方六町余・畑方三町六反余、免五ツ六分、家数二九・人数一五八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android