古株(読み)フルカブ

デジタル大辞泉 「古株」の意味・読み・例文・類語

ふる‐かぶ【古株】

木や草の古い株。
その社会集団に古くからいる人。ふるがお。「会社古株
[類語]古顔古手古参古兵ふるつわものベテラン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古株」の意味・読み・例文・類語

ふる‐かぶ【古株】

〘名〙
樹木の古い株。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五「咽が乾けば〈略〉古株の下に見出した苔清水に命を湿し」
② その道で古くからいる人。古参の人。
※雑俳・伊勢冠付(1772‐1817)「恋の実ばへ・古株が付き添ふて居」
※夜と霧の隅で(1960)〈北杜夫〉五「もう六七年もこの病院に暮している古株だった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android