古市(広島市)(読み)ふるいち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「古市(広島市)」の意味・わかりやすい解説

古市(広島市)
ふるいち

広島市西部、安佐南(あさみなみ)区の一地区。旧古市町太田川の支流安川の谷口集落として栄え、古市の名のとおり、近在市場町であった。明治以降、ハワイやアメリカ本土への移民が多く、またアサの栽培で知られた。JR可部(かべ)線古市橋駅、広島高速交通(アストラムライン)古市駅があり、国道54号が通じる。

[北川建次]

『『古市町誌』(1955・古市町)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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