口裏を合わせる(読み)クチウラヲアワセル

デジタル大辞泉 「口裏を合わせる」の意味・読み・例文・類語

口裏くちうらわ・せる

あらかじめ相談して話の内容が食い違わないようにする。
[類語]前前かねてかねがね何時か既往これまで従来従前し方先年当年一時一頃その節先に当時古来あらかじめ年来旧来在来その昔前以て先立ってかつてすでに見越し先刻早め根回し手回し早手回し手を回す地固めなら布石事前先手手当て準備下準備段取り手筈てはず下見予習備え伏線つとにとうにとっく言い合わせる申し合わせる打ち合わせる示し合わせる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口裏を合わせる」の意味・読み・例文・類語

くちうら【口裏】 を 合(あ)わせる

あらかじめ相談して、二人の話を一致させる。口を合わす。
※あらくれ(1915)〈徳田秋声〉八九「それを裏切らないやうに、口裏を合せることを忘れなかった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android