口戯言(読み)くちたわごと

精選版 日本国語大辞典 「口戯言」の意味・読み・例文・類語

くち‐たわごと ‥たはごと【口戯言】

〘名〙 (「くちだわごと」とも)
① わけのわからないことや愚痴を口の中でぶつぶつ言うこと。
※歌舞伎・今源氏六十帖(1695)二「『今日は何としたやら云はれぬ』と口囈言(クチタハゴト)をいへば」
② 馬鹿げたこと、出まかせを言うこと。
※古郷帰の江戸咄(1687)二「いぐちうそもなぐさみとて、酔のまぎれの口だわ事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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