口兀手・口剥手(読み)くちはげで

精選版 日本国語大辞典 「口兀手・口剥手」の意味・読み・例文・類語

くちはげ‐で【口兀手・口剥手】

〘名〙 陶器一つ加藤四郎左衛門景正尾張国愛知県瀬戸で焼いた茶入れ。伏せ焼きにしたため、口縁部に釉(うわぐすり)がかからないもの。古瀬戸。瓶子窯(へいじがま)。くちはげ。〔和漢三才図会(1712)〕

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