口に戸を立てる(読み)くちにとをたてる

精選版 日本国語大辞典 「口に戸を立てる」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 に 戸(と)を=立(た)てる[=鎖(さ)す]

口をつつしんで、人のうわさなどをしないようにする。また、自由にものが言えないようにする。「人の口に戸は立てられず」が変化してできた言葉
評判記・もえくゐ(1677)「げにそなたのくちに、とをたてたりとも、ひまもとめつつさえづらるべければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android