口が過ぎる(読み)くちがすぎる

精選版 日本国語大辞典 「口が過ぎる」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 が 過(す)ぎる

人なみはずれて口やかましい。また、言うことをひかえるべき事柄、遠慮すべき事柄を言う。言いすぎる。
※玉塵抄(1563)二〇「女房は摠じてが口のすぎて人ことを云い」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「口が過ぎる」の意味・読み・例文・類語

くち・ぎる

言うのを控えるべきことまで言う。言いすぎる。「年長者に向かって少し―・ぎるぞ」
[類語]放言暴言失言妄言出任せうわ言寝言たわ言ざれ言しれ言無駄口言い過ぎ過言言い過ぎる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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