口が奢る(読み)くちがおごる

精選版 日本国語大辞典 「口が奢る」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 が 奢(おご)

美食に慣れて、食べ物にぜいたくになる。
歌舞伎・戻橋脊御摂(1813)六立「油引かずの松葉煙草は昔の事、今ぢゃア誰も口(クチ)が奢(オゴ)って、国府、酒むし丁子入り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「口が奢る」の意味・読み・例文・類語

くちおご・る

うまい食べ物に慣れて、ぜいたくになる。「―・った人」
[類語]美食口が肥える

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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