叙法(読み)じょほう

精選版 日本国語大辞典 「叙法」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ほう ‥ハフ【叙法】

〘名〙
文章などの叙述方法。表現のし方。述べ方。いい表わし方。
※「人声や」「この道や」(1953)〈山本健吉〉「楸邨氏のように解すると、どうも意味の上でつっかかる感じで、自然の叙法に反するから、この点に関するかぎり、私は能勢説に従いたい」
叙位の方法。位階を授ける基準、方法。
令義解(833)考課「謂。秀才明経。得上々。上中者。各有叙法。其上下。中上。不叙位之例

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デジタル大辞泉 「叙法」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ほう〔‐ハフ〕【叙法】

言い表し方。文章などの叙述の方法。
叙位の方法。位階を授けるやり方。
mood》「6」に同じ。

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