叙意一百韻(読み)じょいいっぴゃくいん

世界大百科事典(旧版)内の叙意一百韻の言及

【菅家後集】より

…〈門を出でず〉〈開元の詔書を読む〉など悲憤慷慨する諸作は真率の詩心を吐露したもの。また〈北窓三友詩を詠む〉〈叙意一百韻〉は配所の生活を描写しながら,どん底で呻吟する人間の魂の告白。なかんずく,〈叙意一百韻〉は道真詩の中の最高傑作というだけでなく,日本抒情詩の歴史の上で一つのピークを示す。…

※「叙意一百韻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」