叙品(読み)じょほん

精選版 日本国語大辞典 「叙品」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ほん【叙品】

〘名〙 天皇が、親王・内親王以下臣下に位階を授けること。
椿葉記(1434)「御母儀の叙品などはいへにれいある事なれば〈略〉やがて御さたあるべき御ことなれども」

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改訂新版 世界大百科事典 「叙品」の意味・わかりやすい解説

叙品 (じょひん)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「叙品」の意味・わかりやすい解説

叙品
じょひん

叙階」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の叙品の言及

【叙階】より

…カトリック教会において,聖職を行うための権能を授け,これをふさわしく果たすための恩寵を与える秘跡のこと。かつては品級と呼び,この品級に叙せられることを叙品,授品式ordinatioと称し,司教に叙せられるときに限って叙階式consecratioといっていたが,1972年8月15日に出された教皇パウルス6世の自発教令〈ミニステリア・クアエダムMinisteria quaedam〉(助祭職以下の教会奉仕職に関する規定)ですっかり姿が変わってしまった。すなわち,かつては聖職として,下級4段(下級品級)には守門,読師,祓魔(ふつま)師,侍祭があり,上級3段には副助祭,助祭,司祭があるとされ,それらに入るにはまず剃髪を受けていなければならないといわれていたし,司教職は司祭職の完成であるといわれていた。…

※「叙品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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