取計・取図(読み)とりはからう

精選版 日本国語大辞典 「取計・取図」の意味・読み・例文・類語

とり‐はから・う ‥はからふ【取計・取図】

〘他ワ五(ハ四)〙 (「とり」は接頭語) うまくはこぶように手段を講じる。いろいろと考えてことを処理する。取り扱う。世話する。
※日本書紀兼倶抄(1481)「内(ない)しと云女房一人来てとりはからうぞ」

とり‐はからい ‥はからひ【取計・取図】

〘名〙 とりはからうこと。取り扱い。処分。処理。
御触書天明集成‐三三・宝暦一一年(1761)正月「御勘定奉行え〈略〉常々取計之通可被致候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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