取り食み(読み)トリバミ

デジタル大辞泉 「取り食み」の意味・読み・例文・類語

とり‐ばみ【取り食み】

大饗たいきょう料理の残りを庭上に投げ、下衆げすに与えること。また、それを食べる者。
「―といふもの、をのこなどのせむだにいとうたてあるを」〈・一四二〉
[補説]一説に「鳥食み」の意ともいう。

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