取り肴(読み)トリザカナ

デジタル大辞泉 「取り肴」の意味・読み・例文・類語

とり‐ざかな【取り×肴】

一つの器に盛って出し、各自が分けて取る酒の肴。
日本料理で、最後中酒ちゅうしゅ膳に出す肴。特に珍品などを用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「取り肴」の解説

とりざかな【取り肴】

①一つの器に盛って出し、めいめいが取って分ける酒の肴(さかな)
②正式の日本料理で、最後(3度目)に酒を出すときに出す肴。珍品などを盛り、主人自ら取り分けて客にすすめる。そのあとは茶菓になる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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