双眼実体顕微鏡(読み)そうがんじったいけんびきょう

世界大百科事典(旧版)内の双眼実体顕微鏡の言及

【顕微鏡】より

…この位相変化を濃度差に変換して観測するものが位相差顕微鏡で,発明者であるオランダのゼルニケFrits Zernike(1888‐1963)はこの業績によりノーベル物理学賞を受賞した。(6)双眼実体顕微鏡 対物レンズは1個だが,プリズムにより2個の接眼レンズに光路を分割し,両眼を用いた観察ができるようにしたもの。観察しながら試料台上で作業しやすいように,対物レンズと試料間の距離(作動距離)を大きくとってあることが特徴である。…

※「双眼実体顕微鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」